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モトガジェット メーターセッティング方法 純正スピードセンサー使用編
モトガジェットのモトスコープティニー スピードスターです!
KAWASAKI W650 1999に取り付けました!
モトガジェット製のメーターはスピードパルスの取り方が
1. モトガジェット付属のマグネットセンサーを使用
2. モトガジェットオプションの近接誘導性センサーを使用
3. 車両純正のスピードセンサーを使用
と3つの方法があり、それぞれ共通なのはパルス数とタイヤ外周長を入力する事でメーターの表示にされるんですね。
ここからダラダラ書きますんで、まとめだけ見せろよコラァって方は下の方まですっ飛ばしてください(笑)
パルス数ですが
マグネットセンサーはブレーキディスクにマグネットボルトや直接マグネットを埋め込んで、その数を入力。
例えば、マグネットボルトを1本使用したらパルス数は【1】
マグネットボルトを3本使用したらパルス数は【3】(ボルト間の距離は等間隔でなければならない)
近接誘導性センサーは鉄に反応し、鉄製のブレーキディスクでスポークの数が5だったらパルス数は【5】
と入力します。
今日は車両純正スピードセンサーで使用する場合のお話をちょっと
純正スピードセンサーを使用するにはプラス、マイナス、パルスの3本線で作動するセンサーが条件になります。
この3本のパルス線とメーターを繋げばパルスが拾えるのですが、パルス数が分からないとちゃんとした速度が表示されませんよね。
どうやって調べるか・・・
勘です(笑)
一昔前は他の車両と一緒に走り補正していくってやり方でしたが、最近はGPSで速度が測定できるアプリが沢山あるので、そのアプリを使うとぼっちでも設定できます
ありがたいですね!!
パルス数だけを入力しても速度は表示されませんので、タイヤの外周長を先ずは入力。
調べ方はタイヤメーカーのホームページに外径として記載されていることが多いですので、そこから外周長が計算できます。
今回メーターを付けたW650はIRCのGS-19 130/80-18を穿いていますので、カタログを見ると【外径は669mm】
この外径669mmはタイヤ単体での外径でホイール装着時には外径が大きくなるのが一般的。
ホイール装着時の外径も公表しているメーカーを見てみると大体4%程外径が大きくなっているようなので、
669mm + (669mm×4%) ≒ 696mm
と【外径696mm】がホイール装着時の外径と推測できます。
これに円周率をかけて
696mm x 3.14 ≒ 2185mm
【2185mm】がタイヤ外周長と推定します。
で、メーターにはこの2185mmと入力。
あとはパルス数を入力するだけですね。
パルス数は多く入力すると表示速度が遅くなり、少なくすると表示速度が速くなります。
先程も書きましたがこれは勘で、先ずはパルス数【10】から始めていましょうかね。
【10】だとGPS速度アプリの速度より表示速度が遅くなりました。
表示速度を速くしたいので、今度は【11】、【12】と上げていきます。
パルス数【13】になると表示速度はGPS速度アプリより速く表示されるので、パルス数は【12】が一番差が少ないと分かります。
パルス数は【12】で固定し、残りの誤差はタイヤ外周長で調整
タイヤ外周長は数字を大きくすると表示速度が上がり、小さくすると表示速度が遅くなります
タイヤ外周長は1mm変えてもあまり変化は無いので、10mm以上の数値で変更していきましょう!
で、あれこれタイヤ外周長を変更しては走りを繰り返し
タイヤ外周長【2279mm】でほぼGPS速度アプリと同じ速度が表示されるようになりました
結果ですが、
1999 KAWASAKI W650 + モトスコープティニーシリーズ
でのメーターセッティングは
パルス数【12】
タイヤ外周長【2279mm】
で安定
元のタイヤ外周長より94mmも増えているので、パルス数11でタイヤ外周長の調整をしても良かったかもしれませんね。
手順をまとめると
1. タイヤ外径を調べ、4%をプラスする
※ホイール装着時推定外径
2. タイヤ外周長を計算し、メーターに入力する
※外径 x 3.14
3. パルス数は【10】から始める
※表示速度を上げる→数値を減らす
※表示速度を下げる→数値を増やす
4. GPS速度アプリとの差が一番少ないパルス数を基準にする
5. タイヤ外周長の数値を替え補正していく
※表示速度を上げる→数値を増やす
※表示速度を下げる→数値を減らす
注意としては
GPSでの速度は決められたの時間とその時間の移動距離から計算して速度にしているので、安定させる為に一定の速度で走る事。
遅い速度の小さな誤差は速くなると大きな誤差になる
40km/hでは合っているように見えても、100km/hだと10km/hずれていることもあります。
タイヤの銘柄変えたらリセッティング
と、こんな感じですかね!
以上、ぼっちのメーターセッティングでした(笑)
メーター見過ぎてくれぐれも事故起こさないようにね。
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週刊ストリートファイターを作ろう CBR954RR 第17号
タンクのセットアップをしましょう!!
ノーマルではタンク裏にパッドが貼られているんですね。
CBR954RRの場合、残念ながらメーカーにこのパッドが無いのでホームセンターでテープ付きのパッドを買ってきて、適当な大きさにカットして使いたいと思います。
純正のパッドを触ると密度が高く、モチモチした食感・・・じゃなく
モチモチした肌触りで中々いいパッドが貼られているようです!!
ホームセンターではモチモチのパッドが無く少し密度の低いものですが、CBR954RRはタンク下にエアクリーナーボックスがあるので、断熱性が無くても問題ないでしょう!
パッドに次いでトリムも付けましょう!
こんな感じかな?
パッドといいトリムといい、あとデカール類とか張物系ですね、大まかな位置は決まっているけど絶対ではないってのが一番嫌いで・・・
ここかなー?
もうちょっとこっちかなー?
ってすごく悩みます(笑)
ほいっ!タンク付きました!!
モトガジェット製のインジケーター、コンビフレームライトを嵌め込み
スピードメーター、モトスコープミニも嵌め込みます!!
モトスコープミニは
スピード
タコ
オド
トリップ
走行時間
がメインモニターに表示され、上部はタコのバーグラフが表示されます。
任意のエンジン回転数をセットすると、モニターのLEDが全て点滅しシフトライトとしても使えるんです!!
必要最低限の機能を備え、この小ささ!!
素敵ですね!!
シンプルイズベスト!!
ジーザックドットコムで販売しておりますので、これからストリートファイターやカフェファイターを作ろうとお考えの方は要チェック!!
水温計や油温計、燃料系がないと死んじゃうって方はモトスコープミニの上位バージョン、モトスコーププロもありますので、こちらがお勧めです!
タンクのホース類を付け終えたらエアクリーナーボックスを付けましょう!
完了!!
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週刊ストリートファイターを作ろう CBR954RR 第16号
ラジエターサブタンクを付けますね!
製品に付属のステーは車体に付けた時に位置がビミョーなので、ワンオフで作り直しています。
上蓋を外し仮付け
ラジエターサブタンクは上下があるので、間違えないように!
下側はシーリングしてありキャップが外れないようになっています。
クーラント(LLC)を入れるのでサブタンクの下側とラジエターを繋ぎ
クーラントの濃度をサービスマニュアルで確認
CBR954RRの場合、基準は30%ですね
クーラントのパッケージにも表が載っていたりします
マニュアルの基準は30%ですが、地域によってはより濃度を上げる必要があるけれど、ここいらはそんなに寒くもならないので、基準値の30%で大丈夫です。
取り敢えずはサブタンクに入れるだけなので、500ccで充分かなと
クーラント150ccに水350cc入れます。
水は水道水もしくは軟水と指定されています。
ちなみに硬水を入れるとエンジンが腹下します
私も硬水飲むと腹下しますから(笑)
クーラントを入れ、上蓋をします
思ったより容量少なく、たぶんこの水位だとエンジンが熱くなったら溢れます
気になったので、内径と長さからおおよその容量を計算したところ
内径40mm長さ200mmのポリカーボネートの筒を使っているので、
2cm × 2cm × 3.14 × 20cm = 251.2cc
と約250ccでした。
ジーザックで売っているラジエターサブタンクは230ccですので、似た容量となっていますね。
ポリカーボネートの筒の外径は50mmあるのですが肉厚が5mmあり内径40mmで見た目より容量が少ないようです。
肉厚を薄くすれば容量は増えますが、転倒時に割れる可能性が高くなるので、5mmは妥当な肉厚でしょう。
エンジンが熱くなると200cc分近くは水位が上がることもあるので、半分まで入れてしまうと溢れると予測できます。
ですので、最終的に様子見て少し抜かないとですね。
上側に付けるホースは大気圧維持の呼吸とオーバーフローした時に排出する為のホースです。
車体の腹下でぶら下げるのが基本
グレーのホースが悪目立ちしているので、後々黒いホースに変えるとしましょう
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週刊ストリートファイターを作ろう CBR954RR 第14号
オイルフィルターも削り出しの物にね!!
フィン付きのアルミケースで冷却効果が上がり、フィルターは透過率がいいにもかかわらずゴミはろ過してくれるとゆう矛盾を現実にし、使い捨てではなく清掃し何度も使える、環境にもお財布にも優しいフィルター
だそうです!
フィルターをケースにセット
丸い磁石が付いており、鉄粉もここで回収します。
あとはねじ込むだけ!
オイルフィルターは手締めでキュッと締めるだけで大丈夫で、工具使ってガンガン締めちゃうと外すときに外れなくなってしまいますのでご注意を。
締め付けトルクはだいたい10Nm位ですので、慣れている人ならばトルクレンチ使うまでもなく手ルクレンチで充分って訳です。
マフラーを付けていきましょう!
ガンコートより耐熱性のある何とかコート・・・名前聞いたけど忘れちゃった(笑)
で塗装してあります!
こう似たようなパイプが並んでいるとどれがどこに付くか分かんなくなっちゃいますよね。
そうゆう時は
外した時にポンチで番号を付けておきます。
写真は4つポンチマークがあるので4番
バイクはまたがった状態で左から1番、2番、3番・・・と番号が割り当ててあります。
なので、この番号を見ればどこに付くものなのか一目瞭然!!
プラグコードにも数字が書いてあったりしますし
「2番シリンダー」
って言えば、左から2番目のシリンダーだなって通じます。
ポンチマークの番号通りに取り付けます。
この時点ではまだ仮止め
本締めすると、次のパイプが付けられなくなるからね
第二パイプ
4本から2本に集約します。
ここまで排気が来ると熱はだいぶ下がっているので、この先はガンコートで塗装
第三パイプ
2本から1本に集約します
そしてサイレンサー
グレネードって名前です
アメリカが使っている樽型のグレネードではなく、ナチスが使っていた木の棒が付いたグレネードをモチーフにしたデザイン!
ジャーマンストリートファイターに相応しいサイレンサーですね!!
いいじゃないの!!
全てのボルトを本締めし完了!
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