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BMW R1150R ロックスター ユーロカスタム ヘッドライト編前回の続きです
『BMW R1150R ロックスター ユーロカスタム メーター編』
『ハイフラ防止ウインカーリレー編』
ヘッドライトはオーバルヘッドライト08を使用します!メーター編でトップブリッジを交換していたのですが、トップブリッジ裏にネジ穴があるんですね。元のトップブリッジには付いていないんです。
この裏のネジ穴を利用して、ヘッドライトを吊るして取り付け!
何でこんな面倒な事するかって言うと、R1150Rはフロントフォークが特殊で、露出しているインナーチューブが短いんです・・。
だったらアウターチューブ側に付ければいいじゃないかと思うかもしれませんけど、走行中ずーーーっとアウターチューブは上下していますので、光軸が落ち着かないですよね(笑)
なので、上から吊るそうと!
よく調べていませんが、このトップブリッジを使っているR1150も吊るしているのかな??
パイプを曲げて綺麗な曲線のヘッドライトブラケットを作りました!!
お客様のご要望でバイザー?スクリーン?を付ける事に!
GSR用って言っていたかな・・?
車種専用品なので、当然R1150Rには付くはずもなく・・・
MRAスクリーンのステーだけを使って付ける事に!!
いい感じに付いたのではないでしょうか!!
とても組み合わせ技とは思えない完成度(笑)
フロントウインカーはどこに付けましょうかねー
はい。いきなりヘッドライトブラケットの塗装が終わっております(笑)
ウインカーはヘッドライトブラケットにステーを溶接して付ける事を考えていましたが、別途ヘッドライト取り付けボルト位置からステーを出して付けることにしました。
これもいい感じに付きましたね!!
『完成編』へつづく
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ホーネット ストリートファイターカスタム 完結編 20160515前回の続きです。
『ホーネット600 ストリートファイターカスタム ハンドル周り編』
『フロントホイール編』
『テールセクション編』
前回は各パーツを作り上げ、塗装に出し、シートも作製に出しており、それらが上がってきたのでいよいよ完成です!!
ヘッドライトはツインファイターヘッドライトで、大き過ぎず小さ過ぎず絶妙な大きさのプロジェクターライトが縦目二灯で並び、迫力のある顔つきになります!
トップブリッジ付近に装着されたバースタイルのウインカーは、アルミ削り出しのボディーで高級感のあるウインカーを選びました!
バーエンド構造と一体になったバーエンドミラーヴィクトリーEVO。ストリートファイター作製において定番のジャーマンブランドで当店が正規販売店のHiGHSiDER製です!
このEVOシリーズのバーエンドミラー、ハンドル端部から1cm位外側に付きますので、同じ形状のバーエンドミラーヴィクトリーで車体に干渉する場合、こちらのヴィクトリーEVOにすると干渉しなくなる可能性を秘めたバーエンドミラーなので、干渉で悩んでいる方はEVOシリーズのバーエンドミラーに替えてみるのもいいかもしれませんね。
ミラーは大きく見やすいサイズ!
グリップはモトガジェット製のm-グリップソフト。バーエンドミラーEVOシリーズのバーエンド部と同じ太さとなっており、一緒に使うと一体感が出ますよ!!
ハンドルは今までワイドで僅かなライズがあったハンドルに代わり、人気が増してきているLSL製のドラッグバー D2です!その幅は驚異の835mmと超ワイドで、見る物を圧巻します!さらにバーエンドミラーが左右合わせて40mm位で、今測ったら880mm位ありました(笑)
メーターは当店でお預かりする時には既に付いていたKOSOのメーターです。
ストリートファイターのセオリーとして『ハンドルより高い位置にパーツをなるだけ付けない』とゆうのがあり、そのセオリー通り、ハンドルより高い位置にあるのはリザーバータンクのみとなっています!出来ればリザーバータンクももっと下に取り付けたいんだけどね。まぁこの位置が妥当なところでしょうか!
テールセクションはシートカウルを取り払うとゆう大胆な手法を用い、シートカウルが無くなった分、マフラーの位置を上げるとゆう何とも手間のかかる作業をしたんですね。でもそのおかげで完成度が高くなったと思うんですけど、どうでしょうか?!
シートカウルと一体的なデザインのサイドカバーも取り払って、当初はむき出し感を出そうとしましたが、結構ゴチャゴチャとパーツが付いていて汚かったので、三角形のサイドカバーを作りました!
マイナスの美学であるストリートファイターカスタムにおいて、あえてパーツをプラスする事で完成度を高めてます!
ちょっと写真が暗いけどわかるかな?このシート、裏面にもスポンジと革が張られているんです!!
拘りの一品なんですよ!!
自分で言いますが(笑)カッコイイです!!
テールライトは武骨なデザインがカッコよかったのですが、惜しくも廃盤になってしまったヘッドライトにディスクLEDテールライトを内蔵してるんです!
このアイデア、自分のバイクで使う予定でしたが、絶対似合うと思えるストリートファイター作製の依頼だったので、最後の1個を使ってしまいました!
ですので、このヘッドライトを使ってのテールライト化は最初で最後。唯一無二ですよ!!
ウインカーはフレックスLEDウインカーをナンバー両脇に取り付けできるバックプレートを使用し、取り付けています!
ライセンス灯はスパイクライセンスボルト。
リフレクターは当店お馴染み、いつものアクティブのリフレクター!
シート下の四角い箱は点火モジュールが入っているのですが、それだけだと四角い箱が目立ち過ぎてしまいます。そこでテールライトが延長されたかのようなダミーパイプを作製し重ね、四角い箱を見立たなくさせているんです!
左側で停車時は谷側になるので、気づかない人も多いかもしれないんですけど、今回一番悩んで悩んだ箇所で3日間位夜しか寝ていない程悩みました(笑)
このダミーカバーが無いと、四角い箱だけでなくテールライトも浮いちゃってダサかったんですよね。
付いてしまえばフツーに付いているのですが、その陰に隠れて悩んでいる時間って結構あるんですよ。カスタムって。
シート座面高いスーパースポーツだと覆いかぶさるようなライディングポジションになるので、ハンドルをカチ上げるのですが、スーパースポーツと違いシート高は低く、アンコも抜いていいるので、ちょっと大人しめなカチ上げに留めています。
フロントフェンダーはMGMBikes。タイヤとのクリアランスを少なく取り付けるのがカッコよく見せるポイントです!
ブレーキリザーバータンクはリゾマ製のクラッチ用を使用。
何故クラッチ用を使用するかと言うと、『小さいから』。リゾマのブレーキ用は意外と大き目なので、このクラッチ用でちょうどいい大きさだったりします。
ツインプロジェクターヘッドライトの後半分のケースはシルバーなのですが、ブラックにペイントして引き締めています!
お預かり時
↓
ストリートファイター完成時!
テールセクションまで手を入れると立派なストリートファイターになりますね!
これで大まかな形にはなりましたので、まだペイントしていない箇所や細かなパーツは追々またご依頼いただければと思います。
カスタムのご依頼ありがとうございました!
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CB400SF カフェレーサーカスタム シートカウル編 ひと段落したよ前回の続きです
『CB400SF ストリートファイターカスタム ハンドル編』
『ヘッドライト編』
『完成編』
『CB400SF カフェレーサーカスタム ヘッドライト編』
『マフラー編その1』
『マフラー編完結』
『シートカウル編 その1』
『シートカウル編 その2』
『LEDリアウインカー編』←前回
確か前回は仮配線で光らせて終わったんでしたっけね?
ま、全体的に案がまとまったので今回は細かいところの作業です!!
シートカウルとフレームの間、隙間が空いているのわかりますか。
1cm位なんで気にならないって言えば気になりませんが、折角なので・・・・
伸ばして隙間を小さくします!
次いでにぶった切ったままだったフレームの穴も塞ぎます。
シートカウルに取り付けられた配線の処理をしないとですね。
フレックスLEDテールライト: 3本
スパイクLEDライセンスボルト: 4本
m-ブレイズ ピン(ウインカー): 4本
結構あるな・・・(汗)
アース線を1本にまとめたり、電源を1本にまとめたりすれば本数は減らせますが、各々で外す時に困ってしまいますので、まとめられないんです。
なので、シートカウル側はそのまま11本、車体側が6本だったのを11本に分岐させます。
12ピンのコネクターを使用しワンタッチで脱着出来るようにしつつ、各々のパーツは取り外しが出来るようにしました!
1本1本端子で繋いでもいいのですが、後々面倒になるのは自分だから、メンテ性も考えながら作業します。
それに、今後永遠私が作業するのであればゴチャゴチャ配線だろうが何だろうが関係ないけど、車輛が遠くに嫁に行けばそれは叶いませんからね。
私以外の人が作業した時に 「誰だよこのクソ配線したの」 とか言われないように(笑)
ビクビクしながらなるだけ綺麗な配線処理を心がけています(笑)
シートカウルを車体に付けると裏はこんな感じで大口を開けており、いつでも泥水受け入れOK状態と、あまり好ましくないので・・・・
PP樹脂(ポリプロピレン樹脂)の板でインナーフェンダーを作り、まぁ作ったといっても適当な大きさに切っただけですけど。
これ1枚で絶大な効果が得られますからね。作っておいて損は無いです。
小尻になったら頭が重たく見えてきたので、今度はヘッドライトとメーターですかな?
それともシート下のスカチューンかな?
取り敢えず動く状態になったので・・・あれ?前回乗ったのいつだろう・・?1年ぶり?
記憶があるのが去年の1月か2月に初詣で『恋する豚研究所』と『香取神宮』に乗っていったのが最後だったっけかな?
と
そんな遙か遠い記憶の中、洗車してみると「あぁ、このバイク艶ありだったんだな」と再認識するのでした(笑)
今回使用したシートカウルはカフェレーサー外装のシングルシートカウルのページにある、『ECR13 シートベース付』を使用しています。
その他にもカフェレーサー用シートカウル、カフェファイター用シートカウル多数扱っていますので、是非ぜひカスタムに使ってください!!
この手にシートカウルはバイクに合わせてラインを変えたりの加工が前提なんですよね。それをする事で商品のカッコよさを最大限に引き出すことが出来ます。
FRP製なので大型ホームセンターに行けば材料は手に入るし、自信のある方はチャレンジしてみるのもいいと思います!私はFRPは得意でないのでFRP屋さんにお願いしていますが(笑)
つづく
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BMW R1150R ロックスター ユーロカスタム ハイフラ防止ウインカーリレー編前回の続きです
『BMW R1150R ロックスター ユーロカスタム メーター編』
ロックスターのウインカーリレーです。
回路を見るとウインカーリレーと言うより、ウインカーモジュールにと言ったほうがいいですね。
LEDウインカー化にする際、ハイフラを防止するために通常はモトガジェットのm-フラッシュやキジマのICウインカーリレー等のLEDウインカーに対応するウインカーリレーに交換するのが一般的ですが、このモジュールタイプだと回路が違うので、これらが使えません。
そこで、昔よく使われていたのが『メタルクラッド抵抗を入れる』とゆう手法で、リレータイプの回路、モジュールタイプの回路どちらにも使える手法になります。
ちなみに当店では10年前から使っていません。
簡単に説明すると、
ウインカーの電球をLED化すると、消費電力が下がり(例:電球の23WからLEDの2Wになる)、その消費電力の少なさからリレーやモジュールに『球切れしている』と判断され、ウインカーの点滅が異常になります。
そこにこのメタルクラッド抵抗を付ければ電球の代わりとなって、電球が付いていた頃と同じ消費電力になり、リレーやモジュールは『球切れしていない』とみなし、正常に点滅するんです。
余談ですが、メタルクラッドの代わりに電球を付けても正常に点滅します。
このメタルクラッド抵抗、ウインカー1個に対し1個の計4個付けている方も多いかと思いますが、全くそんな必要は無くて、ちゃんと計算して使うメタルクラッド抵抗を決めれば、右回路、左回路に各1個の計2個、ハザードが無ければ左右共用で計1個付ければいいんですよね。
このメタルクラッド抵抗、安価に済むのですが発熱が非常に多く、熱が籠る場所や樹脂パーツに設置出来なかったりと設置場所を選びます。
通常の「抵抗」だけだとその発熱を処理できないので、アルミボディー(金色の部分)に包まれ、放熱性を上げています。それでも長い信号待ちでウインカーを点滅していると、触れない位熱くなったりする事も・・・。
何となく「みんなが付けているから」「お店の人が付けろって言っていたから」って理由で付けていた、よく分からん『金色のパーツ』の謎が解けたところで(笑)
今回BMWロックスターに付けるのはこれ。ロードイコライザーです!!
先程のメタルクラッドと同じ役目をするパーツで、こちらはIC抵抗になります。
このロードイコライザー1個で右回路と左回路の2回路分つかえ、ハザードにも対応しています。
しかも!発熱しません!!
この発熱しないとゆうのが最大のメリットで、設置場所に悩まなくて済みますよね!
元々ハーレー用なのですが、理屈は全く同じなので他車種にも使えます!
取り付けはメタルクラッド抵抗と同じで、並列に繋げばOK!
ただし、ロードイコライザー用の電源が必要です。
今回はライセンス灯の線から分岐させて電源を取りました。
本体は適当なスペースに設置すればOK!
ハーレー用に開発されているので防振はバッチリだし、防水なので自由に設置できます!
● リレータイプはLEDウインカー用のハイフラ防止リレーを(m-フラッシュやキジマICウインカーリレー)
● モジュールタイプはロードイコライザーを
● どちらも使えない場合はメタルクラッド抵抗(最終手段)
とこんな感じで当店では使い分けています!
今日見てくださった方は、もうハイフラで悩むことはありませんね!
『ヘッドライト編』へつづく
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BMW R1150R ロックスター ユーロカスタム メーター編
特徴的なフロントフォークのBMW R1150R ロックスターです。
確かこの辺りの年式のRシリーズは全てこのフロントフォークが採用されていたんでしたっけ・・?
違っていたらごめんなさい。
現行車では姿を消しているところを見ますと、あまりメリットが無かったのかコストの問題か、デザインの問題か・・・。
個人的にはこのフロントフォークのデザイン好きだったりします!!
そんなロックスターは今回メーター、ライト周りをスッキリさせたいとご依頼を頂きました。
ありがとうございます!
左右で大きさが違うヘッドライトを採用する辺りはヨーロッパ車っぽいデザインで好きですが、ゴツ過ぎで重いですよね。
メーターは見やすさ優先しての大きいメーターが2連。
やはり見た目重たいですね。
では、早速
タンクを外したその中央にはABSユニットがデカデカと存在感を表します!!バッテリーよりデカいんじゃないでしょうか!
4輪用をそのまま付けたんですかね?って位デカいです。
ABSユニットの前にはハンドルスイッチ、イグニッション、ヘッドライト等の前に付いている電装パーツのコネクターが纏まっています。
今回はモトガジェットのモトスコープミニを付けるのですが、ハンドルバーに美しくモトスコープミニが取り付け出来る『ボルトオンブラケット』を使い取り付けますよ!!
こちらのボルトオンブラケットはハンドルに直接付ける特性上、ハンドルに穴あけやネジ切り加工が必要です!
もし『無加工』で付けたい場合にはコンビクリップキットブラケットがありますので、そちらを使ってもらえれば、穴あけ時の失敗できないドキドキ感を味わう事無く(笑)お気楽に取り付けられます!
モトスコープミニ + コンビフレームライト(インジケーター) + ボルトオンブラケットの組み合わせです!
このハンドルとの一体感がいいでしょ?!
苦労するに見合った商品です!!
ロックスターのトップブリッジはノーマルヘッドライトステーを兼ねた構造になっており、見栄えが悪かったのと、今回付けるカスタムヘッドライトのステーの取り出しが困難だった為、他のBMW Rシリーズのトップブリッジを流用し使う事にしました!
使うにあたり、余計な部分を削って加工します。
ロックスターのインジケーターは8種ですが、今回付けるコンビフレームライトのインジケーターは4種なので、追加インジケーターを付けます。その土台をトップブリッジに作りました。
矢印の少~しだけつけた段差は何をするかというと・・・・
両面テープを貼る為に設けました!!
これをする事で両面テープの厚さ分隙間が出来てしまうのを防ぎ、追加インジケーターのモトサインミニがトップブリッジにピッタリ付いているように見えるんですね!!
各パーツセットアップの準備が出来たところでペイントに・・・
全体的に黒面積が増えて引き締まりましたね!!!
メンテナンスしやすいようにモトスコープミニ、コンビフレームライト、モトサインミニをそれぞれ独立させたコネクターを使います!
スペース余裕があれば基本的にコネクターを使ったほうが、便利かなと思います。
スペースに余裕が無い時はハンダ付けの場合もありますので、「俺のはコネクター無いじゃないかっ!」と怒ったりしないでくださいね(笑)
モトガジェットは故障が少なく、一度付けたら外す事が無いのでハンダ付けとゆう技も可能なんですよね!
モトガジェット素晴らしい!!!
つづく
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